「骨盤のゆがみ」が『基礎代謝』となぜ関係してくるか。まず骨盤がゆがんでいると、腰やお尻を中心に筋肉の働きのバランスが悪くなります。
さらに下肢、骨盤周囲の関節の動く範囲が狭くなるため、より使われ方がアンバランスになり、次第にエネルギー代謝効率が悪くなっていきます。
結果、慢性的なエネルギー代謝不足に陥り、代謝機能そのものが次第に低下して、だんだん脂肪が腰まわりから下半身にかけて蓄積してきます。
また、筋肉の使われ方が偏ってしまうため、ある部分は酷使されて硬く凝り固まり、ある部分はあまり使われず衰える、ということになります。
そうなると徐々にリンパ液等の体液の循環が滞っていきます。すると、体内の不純物の排泄がうまくいかなくなり、むくみ、脂肪のセルライト化といったことが起こります。
さらに脂肪が燃焼し辛くなり、太りやすく痩せにくい体質になってしまうのです。一時的な食事制限で脂肪を落としても、筋肉がついていなければ基礎代謝による燃焼は高まらず、健康的な外見を維持することはできません。
ストレッチには、運動による怪我や事故を防ぎ、身体の基礎代謝を高める長所もあるので、運動とストレッチを組み合わせることで、相当効率的なエネルギー燃焼が期待できます。
骨盤はいくつもの骨が組合わさった複雑な構造をしています。これらの骨は、常に同じ位置に留まるわけではなく、体の調子によって開いたり閉じたりします。
普通は元通りの形に戻るのですが、何らかの原因で骨盤が広がり過ぎてしまったり、その逆に閉じたままの状態になります。
これが骨盤がゆがんだ状態です。骨盤がゆがむと、仙骨、腰椎、大腿骨の位置がずれてしまいます。仙骨は女性ホルモンのはたらきと深い関係があるため、生理不順や生理痛、肌荒れなどに悩まされる原因になります。
また、骨盤の位置が傾くと内臓の位置がずれて下がりますと内臓のはたらきが悪くなり冷え性になったり、便秘や下痢になりやすくなります。
骨盤が開くと大腿骨が外側に開いて、足も自然と外側を向いてしまいます。これはO脚やX脚、猫背を引き起こして悪い姿勢になります。むくみも骨盤に影響されると言われています。
意外な症状は、不眠。通常、睡眠中は骨盤が開いてます。しかし緊張や不安が強いと、骨盤が閉じたままになって眠れなくなってしまいます。骨盤がゆがむとさまざまな症状が体に現れます。
背骨の土台である骨盤は『からだの要』です。骨盤は、ほぼ体の中心部にあり、脊柱の最後尾である尾骨(尾てい骨)の上の仙骨を囲むように左右の寛骨が輪のようになって、臍の下部の恥骨結合で合わさっています。
そして骨盤の中には、腸や膀胱や子宮などの大切な臓器が内蔵されています。そのゆがみを整える事は全身の健康回復に役立ちます。女性の場合、骨盤は月経や出産などで身近な骨格です。
調整が大切なことを実感されている方も多いと思います。一般に女性の骨盤は男性に比べると柔軟にできているので歪みやすいです。
でも男性の場合にもその歪みを整える事はとても大切です。男性の骨盤は緩みにくいので一度生じた歪みが元に戻りにくいと言えます。
固定してしまった歪みはからだの使い方のクセなどから生じますが、当然腰痛や頭痛などの原因につながります。
骨盤と頭蓋骨は連携して動いていますから、社会でストレスを感じている男性もケアしておくことが大切です。
歪みのサインとしては腰痛などの痛みや不定愁訴です。痛みやつらさが出る前に手を打つのがよいでしょう。
肩の高さや顔が左右で違う、左右の動かしやすさに差があるなど。完璧に左右対称にする必要は全くありません。からだに合ったバランスに整える事が大切です。
私達の身体は年を重ねるに従って、少しずつ弾力を失っていきます。そして、姿勢が悪いといつの間に身体が歪んでしまうことがあります。
また、骨盤の歪みもいろいろな病気の元になるのだといわれています。身体の歪みによって具体的に生じる体の異変は、偏頭痛がもっともポピュラだといわれています。
また、肩こりなどもよく見られる症状で、特にデスクワークばかりに集中して、毎日同じ姿勢でいる人は猫背になりやすく、猫背によって頭や肩、背中などに負担がかかり、場合によっては腰にも負担がかかって身体が歪んでしまうことが多いといわれています。
そして、身体が歪んでしまうと、身体全体のバランスが崩れて体調も優れなくなってしまうこともあります。
便秘、下痢、下半身太りやダイエットしても痩せにくいといった肥満、冷え性、生理痛や生理不順、腰痛、肩こり、不眠、肌荒れ、O脚、姿勢が悪い、など様々な症状は、骨盤が歪む、ズレる、傾く、などが原因で起こっている可能性があります。
歪みだけではなく、骨盤が開いている人の場合は、インナーマッスルと呼ばれる内臓を支える筋肉がおとろえてしまうことによって、基礎代謝が下がってしまいます。
そして、内臓がぶら下がってしまったりすることで正常な動きをしなくなり、ぽっこりと下っ腹が出ている可能性もあります。